Layer(レイヤー)を作成する
今回は、レイヤーの作成方法を紹介します。
レイヤーは、シーン上で利用できるオブジェクトで、タッチ操作や加速度などスマートフォン独自のデバイスを利用することができます。
また、オブジェクトをレイヤーに追加することで、オブジェクトの操作を一括でできるようになるので、ゲームを管理する意味でも重要なものです。
レイヤーの簡単なイメージ図
複数のレイヤーを組み合わせてゲームを作成します。レイヤーの作成
レイヤーに関しては、cocos2dxのHelloWorld.cppにも記載ありますが、以下のように作成します。【Ver3.x】
//ヘッダーファイル内 class HogeLayer : public cocos2d::Layer{ public: virtual bool init(); CREATE_FUNC(HogeLayer); };
//cppファイル内 bool HogeLayer::init(){ if (!Layer::init()) { return false; } return true; }
【Ver2.x】
//ヘッダーファイル内 class HogeLayer : public cocos2d::CCLayer{ public: virtual bool init(); CREATE_FUNC(HogeLayer); };
//cppファイル内 bool HogeLayer::init(){ if (!CCLayer::init()) { return false; } return true; }
上記で書いたコードには初期化をするinit()メソッドしかありませんが、必要に応じてメソッドやプロパティを追加してください。
シーンでレイヤーを利用する
作成したレイヤーを、シーンに追加することで利用ができます。その際には、通常のオブジェクトと同じようにaddChildメソッドを利用します。
シーン内のコード
//レイヤーの初期化 HogeLayer *layer = HogeLayer::create(); シーンにレイヤーを追加する this->addChild(layer);
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更新履歴
- 2015年1月29日 : Jniを利用する
- 2015年1月27日 : デバックのための、ログの利用
- 2015年1月24日 : Android – 新規ファイルの追加と保存場所
- 2014年6月13日 : OSを判別する
- 2014年6月13日 : 効果音を再生する