「Texture Atlas」を利用する
前回は、フォントを書き出して文字を表示していましたが、「Texture Atlas」を利用して、文字を表示する方法があります。
今回は、この「Texture Atlas」を利用する方法を紹介したいと思います。
Texture Atlasとは
まずは、Texture Atlasとは一体どういうものなのでしょう?簡単に説明をすると、予め文字をビットマップデータとして格納したものになります。
Texture Atlasの特徴
- 表示が早く、メモリーの消費も少ない
- 文字を専用のエディタを使い、カスタマイズできる
- 文字を、CCSpriteのように扱える
- 文字と文字の間隔を調整できる
Texture Atlasを作成する
Texture Atlaは無償・有償含め、特別なエディタで作成できます。有償ですが、cocos2dxで利用するのがとても簡単な「glyphdesigner」というエディタがお勧めです。
日本語のフォントも利用することができます。
71 Squared: Glyph Designer – Bitmap Font Generator for OSX
実際の利用方法
CCLabelBMFontクラスを利用して、文字を表示します。//Ver3.x auto label = LabelBMFont::create("TouchLayer 2", "eurostile_30.fnt"); label->setPosition(Point(300,200)); this->addChild(label); //Ver2.x CCLabelBMFont*label = CCLabelBMFont::create("TouchLayer 2", "eurostile_30.fnt"); label->setPosition(300,200); this->addChild(label);
こんな感じで画面に表示されます。
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更新履歴
- 2015年1月29日 : Jniを利用する
- 2015年1月27日 : デバックのための、ログの利用
- 2015年1月24日 : Android – 新規ファイルの追加と保存場所
- 2014年6月13日 : OSを判別する
- 2014年6月13日 : 効果音を再生する